暗号化したままデータを分類できるビッグデータ向け解析技術を開発 [情報通信研究機構]

NICT セキュリティ基盤研究室は、大量のデータを暗号化したまま複数のグループに分類できるビッグデータ向け解析技術を開発しました。
本技術は、NICTが開発していた準同型暗号技術SPHERE(スフィア)とロジスティック回帰分析技術を組み合わせることで実現したものです。暗号化した状態でデータを分類できるので、個人情報などの機微な情報を安全に効率よく分類することが可能になります。応用例の一つとして、本技術を用いて健康診断等のデータから病気の判定を行う際に、データ処理を行う第三者にデータの内容を開示せずに済み、プライバシーを保護できるようになると期待されます。

http://www.nict.go.jp/press/2016/01/14-1.html

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