地震発生域における塩水の電気伝導度を理論的に解明 [物質・材料研究機構]

国立研究開発法人物質・材料研究機構 環境・エネルギー材料部門 ジオ機能材料グループの佐久間博主任研究員と、国立大学法人東北大学大学院理学研究科の市來雅啓助教からなる研究チームは、地下10~70km程度の高温・高圧環境でNaCl水溶液 (塩水) がどの程度の電気伝導度となるかを理論的に解明することに成功しました。地中の電気伝導度の計測データと照らし合わせると、地下深部で塩水が存在することを示唆しており、地震発生や火山噴火に地下に存在する塩水が影響するという説を裏付けるものと考えられます。
http://www.nims.go.jp/news/press/2016/01/201601210.html

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