ヘミメチルDNAの新機能 [理化学研究所]

理化学研究所(理研)統合生命医科学研究センター免疫器官形成研究グループの古関明彦グループディレクターらの国際共同研究グループは、「NP95[1]」と呼ばれるタンパク質が、転写を抑制するメチル化DNAと転写を活性化する非メチル化DNAの中間状態である「ヘミメチルDNA[2]」に結合することにより、抑制型のH3K9ヒストン修飾[3]を解除し、内在性レトロウイルス(ERV)[4]配列の転写を誘導することを発見しました。今回のへミメチルDNAによる転写制御モデルの発見により、メチル化DNAと非メチル化DNAを中心とした転写制御の従来モデルが大きく見直されました。

http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160427_1/

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