周辺建物と近接した庁舎で免震レトロフィット工事 [戸田建設]

戸田建設(株) (社長:今井雅則)は、埼玉県朝霞市の朝霞市庁舎本館の免震レトロフィット工事で基礎免震を採用、鉄骨ブレース補強を用いた議場棟とともにハウスプラス確認検査(株)による耐震改修評定を取得し、この度着工しました。
免震化には当社の開発したTO-HIS 工法を適用して建物の長周期化を図り、地震入力を低減することにより地上部の耐震補強を不要としました。さらに、免震層の変位を通常の60cm 程度から40cm 以下と小さく抑えています。本館と議場棟との間隔が15cm と小さいため、議場棟に近接した柱を移設して必要な免震クリアランス(免震建物としての可動範囲)寸法を確保し、狭小な条件の下での免震レトロフィット補強を可能にしています。

http://www.toda.co.jp/news/2016/20160524.html

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