東南海地震の想定震源域において地殻変動の検知能力の向上を実現 [海洋研究開発機構]

国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」)は、平成28年6月14日から23日にかけて、研究船「新青丸」による研究航海を実施し、地球深部探査船「ちきゅう」により東南海地震の想定震源域である紀伊半島沖の海底下の掘削孔に設置した2基目の長期孔内観測装置(※1)を、同海域において展開・運用されている地震・津波観測監視システム(※2、以下「DONET」)に接続しました。これにより、観測装置で取得したデータをDONETのケーブルを介して陸上でリアルタイムに受信することを実現し、今般そのデータ品質に問題がないことの確認作業を完了しました(図1)。

http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20160707/

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