走査型蛍光X線顕微鏡を用いた細胞内脂質イメージング [国立国際医療研究センター]

脂肪酸代謝異常は多くの疾病と関連が深く、多くの生化学的研究報告が行われています。一方、脂肪酸という小分子の標識は難しく、非標識では細胞レベルの観察は困難という理由から、細胞内脂質イメージングは実現できていませんでした。国立国際医療研究センターの志村、進藤らのグループは、脂肪酸に一元素(物質の最小単位、臭素原子)ラベルを行い、これを取り込ませた細胞を走査型蛍光X線顕微鏡※4システム(SXFM、大型放射光施設SPring-8※5のX線を使用)によって可視化する方法を開発しました。

http://www.ncgm.go.jp/020/20160913173825.html

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