新規添加剤の開発によるペロブスカイト太陽電池の安定性の向上 [物質・材料研究機構]

国立研究開発法人物質・材料研究機構 エネルギー・環境材料研究拠点 韓 礼元 上席研究員をはじめとする研究グループは、ペロブスカイト太陽電池のホール輸送層に用いる新規添加剤を開発し、安定性を大幅に向上させることに成功しました。暗所保存では1000時間を経ても性能の劣化が見られず、連続光照射下においても、初期効率の85%まで劣化するのに要する時間は従来の添加剤より6倍長くなり、安定性が大幅に改善されました。今後、ペロブスカイト太陽電池の実用化への取り組みが加速すると期待されます。

http://www.nims.go.jp/news/press/2016/10/201610060.html

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