超低ノイズMEMS加速度センサーADXL354/355を発表 [アナログ・デバイセズ]

アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は本日、3軸MEMS加速度センサーの新製品ADXL354およびADXL355を発表しました。両製品は、振動を高分解能かつ超低ノイズで計測します。ワイヤレスセンサーネットワーク経由で計測データを伝達することで、各種構造上の欠陥を早期に検知することができるようになります。また、低消費電力のため、バッテリー寿命を延ばし交換頻度も減らすことで、最終製品の稼働耐用期間を延長できます。両製品が実現した低消費電力および低ノイズ性能により、例えば構造ヘルスモニタリングのように微小振動を正確に計測することが要求される計測機器においても、コスト効率の高い製品開発が可能になります。さらに、この2つの加速度センサーの特長である傾斜安定性により、適合温度範囲のもと長時間にわたり優れた繰り返し精度を提供できるため、慣性計測ユニット(IMU)や傾斜計、無人航空機(UAV)の測位および航行システムにも最適です。本製品では、あらゆる状況下で傾斜の反復計測が可能となり、過酷な環境下でも頻繁なキャリブレーションを行うことなく、誤差を最小限に抑えます。

http://www.analog.com/jp/about-adi/news-room/press-releases/2016/10-3-2016-analog-devices-mems-accelerometers-enable-early-detection-structural-defects.html

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