世界最高速度で周波数変調可能な車載レーダー向けミリ波CMOS回路を開発 [富士通研究所]

株式会社富士通研究所(注1、以下 富士通研究所)は、将来の自動運転実現のための高精度な監視技術向けに、76~81ギガヘルツ(以下、GHz)の広帯域に渡り世界最高速で周波数を変調できるCMOSミリ波信号源回路を開発しました。これにより、車載レーダーシステムにおいて自転車と歩行者など速度の異なるターゲットの誤検知を防ぐ方式に対応し、相対速度で時速200kmの検知を可能にします。また、併せて開発した、位相1度以内の精度でミリ波ビームを計測・制御できる4チャンネルCMOS送信回路と組み合わせることで、周囲を高精度にスキャンすることが可能になるため、高速走行と周辺監視の両方に対応した車載レーダーの実現が期待できます。

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2016/10/13.html

error: Content is protected !!
上部へスクロール