理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター合成ゲノミクス研究グループ松井南グループディレクター、マレーシア科学大学生物学部のアフメド・ソフィマン・オスマン教授らの国際共同研究チーム※は、パラゴムノキ[1]の樹液(ラテックス)高生産株および病害に強い病害抵抗性株[2]の遺伝子発現解析を網羅的に行い、ラテックスで優位に高発現する遺伝子および転写因子[3]を見いだしました。また、それらの遺伝子の株による発現の差異を調べました。さらに、パラゴムノキ標準株の完全長cDNA[4]を大規模に解析し、約2万の遺伝子クローン[5]の全データを公開しました。