日立GEニュークリア・エナジー株式会社(取締役社長:武原 秀俊/以下、日立GE)と技術研究組合 国際廃炉研究開発機構(理事長:剱田 裕史/以下、IRID)は、このたび、東京電力福島第一原子力発電所の廃止措置に向け、1号機で燃料デブリが広がっていると想定されている原子炉格納容器(以下、PCV)内のペデスタル外側地下階を調査するため、新たに3次元的計測が可能な線量計や水中カメラを搭載した調査用ロボット「PMORPH(ピーモルフ)」を開発しました。日立GEとIRIDでは、日立GE日立事業所臨海工場(茨城県日立市)に設置したPCV内部を模擬した試験体を用いてロボットの操作や動作確認を行い、2016年度中に計画されている福島第一原子力発電所1号機での現場調査の成功に向け、取り組みを進めていきます。