内閣府 総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の山川 義徳 プログラム・マネージャーの研究開発プログラムの一環として、株式会社国際電気通信基礎技術研究所 石黒浩特別研究所の石黒 浩、住岡 英信らのグループは、聞いている話の難しさを脳血流量から評価する新たな方法を提案しました。
これまで聞いている話が、実際に脳が活性化するほどの難易度かを評価する方法についてはほとんど提案されてきませんでした。そこで本研究では話を聞いている人の脳血流量から話の難易度を推定することに取り組みました。認知的な課題に対する脳血流量の反応特性に基づいた識別方法を提案したところ、既存の手法よりも高い精度で評価できることがわかりました。