測定に必要な時間を短縮する新たなガス・水蒸気透過率測定装置を開発 [産総研]

当社(株式会社 MORESCO)と国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研) ナノ材料研究部門【研究部門長 佐々木 毅】、工学計測標準研究部門【研究部門長 高辻 利之】は、フィルム状試料のガス・水蒸気透過率を測定する従来の等圧法、差圧法とは異なる新たな方法(MA法: Modified differential pressure method with an Attached support)を共同で開発しました。さらに、MA法に基づいた測定装置も開発しました(図1)。今回開発したMA法は、水蒸気等の検出器につながるスペース(検出側空間)と測定試料の間に支持体の層を設けたところに特徴があります(図2)。支持体層を設け、その構造を工夫することにより、試料交換、ガス・水蒸気の透過中に関わらず常時支持体層を設けたままにすることを可能にしました。

http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2017/pr20170331/pr20170331.html

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