電気刺激で電子伝導性と白色発光を同時に示す物質を発見 [科学技術振興機構]

科学技術振興機構(JST) 戦略的創造研究推進事業 ERATO 伊丹分子ナノカーボンプロジェクトの伊丹 健一郎 研究総括(名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所 拠点長/名古屋大学 大学院理学研究科 教授)、尾崎 仁亮 研究員(名古屋大学 大学院理学研究科 研究員)、坂本 裕俊 分子集積グループリーダー(名古屋大学 大学院理学研究科 特任助教)、名古屋大学 ITbMの土方 優 特任助教、ステファン・イレ 前 ITbM教授、信州大学の藤森 利彦 准教授らの研究グループは、ベンゼン環を環状につなげた化合物であるカーボンナノリング注1)分子の空間内にヨウ素を閉じ込めた複合体を合成し、この複合体に電気刺激を加えることで、電子伝導性および白色発光という、従来の有機材料では得ることが難しかった2つの機能を同時に発現させることに成功しました。

http://www.jst.go.jp/pr/announce/20170607/index.html

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