ヒト血液中の血小板凝集塊を迅速・高精度に検出する技術を確立 [科学技術振興機構]

内閣府 総合科学技術・イノベーション会議の革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)のうち、合田 圭介 プログラム・マネージャーの研究開発プログラム「セレンディピティの計画的創出による新価値創造」の一環として、東京大学 大学院理学系研究科 化学専攻の姜 逸越 大学院生、雷 诚 特任助教(ImPACTチームリーダー)、合田 圭介 教授、医学系研究科 臨床病態検査医学分野の安本 篤史 助教、矢冨 裕 教授(ImPACTチームリーダー)らは、高速イメージング法であるOTS(Optofluidic Time-Stretch)顕微鏡を用いてマイクロ流路中を高速に流れる細胞を無標識で撮影し、機械学習によりヒト血液中の血小板凝集塊を高精度に検出することに成功しました。本技術を利用して血液に含まれる膨大な数の細胞の形状を調べ、人工知能を用いて血小板凝集塊のような特定の形状の細胞を探索することにより、血栓性疾患の研究やその予防診断技術の開発が加速することが期待されます。

http://www.jst.go.jp/pr/announce/20170623-5/index.html

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