世界最高の放熱性能を持つ純カーボンナノチューブ放熱シートの開発に成功 [富士通研究所]

株式会社富士通研究所(注1)(以下、富士通研究所)は、高熱伝導性と耐熱性を両立する垂直配向カーボンナノチューブから構成された、世界最高の放熱性能を持つ高熱伝導カーボンナノチューブシートの開発に成功しました。

電気自動車の急速な発展に伴い、高電圧下で電力を制御する車載パワーモジュールには低消費電力・高耐圧が求められており、モジュールの小型化に伴う高温動作への信頼性確保も同時に必要とされています。これに対して、低消費電力・高耐圧の特徴をもつシリコンカーバイド(炭化ケイ素、SiC)がシリコン(Si)に置き換わり利用されつつありますが、200℃以上の高温領域でも安定動作させるため、SiC素子の熱を効率良く排熱する必要があります。

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/11/30.html

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