ミリ波振動可視化レーダーでトンネル切羽の微細な変状をリアルタイムに可視化 [清水建設]

清水建設(株)<社長 井上和幸>はこのほど、山岳トンネル工事の安全管理の高度化を目的に、観測データを高速処理できるミリ波振動可視化レーダーを活用し、目視では確認できない切羽の微細な変状を面的かつリアルタイムに捕捉する「トンネル切羽安全監視システム」を開発しました。本システムでは、切羽掘削面の振動挙動をミリ秒間隔で連続的に計測し、変位や速度の面的な分布をPC等のモニター上でリアルタイムに可視化します。本システムを活用することで、従来技術では捕捉するのが困難だった切羽の崩落現象の予兆を適時・的確に捉えられる可能性が高まり、切羽周辺での作業の安全性が飛躍的に高まる効果が期待できます。

https://www.shimz.co.jp/company/about/news-release/2023/2023042.html

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