再生医療用のリコンビナントペプチドを用いた、 厚さ1mmを超える大きな細胞集合体に血管を形成することに世界で初めて成功 [富士フイルム]

富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、再生医療に必要な細胞生育・増殖のための「足場」として再生医療用のリコンビナントペプチド(RCP)を用い、厚さ1mmを超える細胞集合体を作り、その細胞集合体を移植して、生体組織と結合した血管を細胞集合体に形成させることに世界で初めて成功しました。今回行った実験では、移植後すみやかに細胞集合体と生体組織との間に血管形成が認められ、移植後4週間以上にわたって移植細胞が生存していることを確認できました。これらの結果は「大きな再生医療用の組織を移植して、患者の体内で機能させること」を可能にするもので、今後、再生医療の発展に大きく貢献する画期的な研究成果です。


http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0652.html

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