伝統木造建築向けの制震板壁が地震力を吸収 [清水建設]

清水建設(株)<社長 宮本洋一>はこのほど、伝統木造建築向けに、木材の摩擦を利用して地震力を吸収する業界初の制震板壁を開発、長明寺本堂(所在地:台東区谷中五丁目)をはじめ、新築工事への適用を始めました。従来の耐震板壁と現代の技術に基づく制震板壁とを併用することで、伝統木造建築の耐震性能が飛躍的に向上します。制震板壁は、粘弾性体や金属を使用する従来の制震ダンパーとは全く異なるもので、耐久性が高く、また震度7クラスの大規模地震時における建物の変形を2割程度低減でき、構造安全性を維持できることを確認しています。

http://www.shimz.co.jp/news_release/2012/2012025.html

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