カーボンナノチューブを用いた高機能表面処理技術の深海用機器への応用 [海洋研究開発機構]

独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦)、株式会社竹中製作所(社長 行俊 明紀)と株式会社GSIクレオス(社長 深瀬 佳洋)は、次世代の深海用機器への搭載を目的として、母材の材質に依らず、水深4000mの高圧環境下で使用可能な高分子樹脂系表面処理剤及びそのコーティング方法を開発しました。深海用機器は、深海の高圧環境下で使用されるため、その表面処理剤として、柔軟性を持つ高分子樹脂にカーボンナノチューブ(以降、CNT)を添加して防錆性・防食性・耐衝撃性を付加したものを開発し、これを母材にコーティングした後で熱処理を施すことで、高い密着性を持たせることに成功しました。

http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20121127_2/

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