株式会社QDレーザ(以下、QDレーザ)、国立大学法人東京大学ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構(以下、東京大学)、および株式会社富士通研究所(注3)(以下、富士通研)は、波長532ナノメートル(以下、nm)で、高出力、小型、高効率で高速変調可能な緑レーザモジュールの開発に成功しました。QDレーザ独自の半導体DFB(distributed feedback)レーザ技術をベースとした赤外高出力単一波長レーザと波長変換技術の融合により約0.5ccの小型化を実現し、プロトタイプ評価により最大出力100mW以上の連続高出力動作と、100MHz以上の高速変調動作を確認しました。本技術により、分光分析、蛍光分析を応用したライフサイエンス、バイオメディカル用途や、精密計測、非破壊検査などの産業用途、さらには将来の超小型プロジェクタなど広いアプリケーションへの適用が期待されます。