抗体を用いて創薬標的膜たんぱく質の結晶構造を得ることに成功 [JST]

科学技術振興機構

JST 課題達成型基礎研究の一環として、千葉大学 大学院理学研究科の村田 武士 特任准教授と京都大学 大学院医学研究科の岩田 想 教授、日野 智也 研究員(現 鳥取大学 大学院工学研究科 講師)らは、抗体を用いることで、最も重要な医薬品標的分子ファミリーである「Gたんぱく質共役型受容体(GPCR)」の結晶化を促進する方法(立体構造を認識するモノクローナル抗体の作製法)を開発し、GPCRと抗体の複合体の立体構造をX線結晶構造解析によって解明しました。またこの複合体の構造を原子レベルで明らかにすることで、新たなGPCRの阻害機構を明らかすることにも成功しました。

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