NEDOの「超ハイブリッド材料技術開発プロジェクト」において、東北大学阿尻雅文教授と(財)化学研究評価機構(JCII)は、有機材料と無機材料のそれぞれ固有の優れた特質を両立させる材料創成の鍵となるナノ粒子を合成できる超臨界連続水熱合成装置の開発に成功しました。この装置により、10t/年というナノ粒子の高速大量連続合成が可能となりました。
合成したナノ粒子を用いた絶縁高熱伝導シート材料は、世界最高レベルの熱伝導率(従来比10倍)を達成しており、パワーデバイスの熱対策への貢献が期待されます。