超新星「カシオペア座A」は非対称に爆発した [理化学研究所]

理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、米国カリフォルニア工科大学などと共同で、「カシオペア座A[1]」が超新星爆発した時に生成された元素のうち、チタンの放射性同位体「チタン-44[2]」が放出した高エネルギーのX線を捉え、鮮明な天体写真の撮影に初めて成功しました。これにより、超新星爆発が従来説の「球対称」や「軸対称」爆発ではなく、非対称な爆発だったことが分かりました。これは、米国カリフォルニア工科大学のブライアン・グレフェンステット博士、フィオナ・ハリソン教授と、理研仁科加速器研究センター(延與秀人センター長)玉川高エネルギー宇宙物理研究室の北口貴雄特別研究員らで構成される国際共同研究グループ[3]の成果です。

http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140220_1/

error: Content is protected !!
上部へスクロール