免疫系細胞が刺激に応答し動く仕組みを原子レベルで解明 [理化学研究所]

独立行政法人理化学研究所

独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)と国立大学法人九州大学(有川節夫総長)は、免疫系細胞に特異的に発現して免疫応答を制御する鍵となる「DOCK2(dedicator of cytokinesis 2)タンパク質」と、その結合タンパク質である「ELMO1(engulfment and cell motility 1)タンパク質」の複合体の立体構造を初めて決定し、2つのタンパク質が結合することでそれぞれの機能を自己抑制している状態から、互いの機能を発揮できる状態へと移行させていることを明らかにしました。これは、理研生命分子システム基盤研究領域の横山茂之領域長、白水美香子上級研究員、新野睦子上級研究員、塙(末次)京子研究員と、九州大学生体防御医学研究所の福井宣規教授、錦見昭彦助教、神田大輔教授らによる共同研究の成果です。

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