覚醒や注意が感覚を鋭くする脳回路を解明 [理化学研究所]

理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、覚醒や注意によって感覚が鋭敏になる脳の仕組みの解明に成功しました。覚醒状態では、脳の神経伝達物質であるアセチルコリン[1]の投射系が活性化し、大脳皮質の抑制性神経細胞(介在細胞)[2]の反応が増大することで、興奮性神経細胞(錐体細胞)[3]の 反応がより速く減衰して、次にくる刺激に反応しやすくなることが分かりました。これは、理研脳科学総合研究センター(利根川進センター長)大脳皮質回路可 塑性研究チームの木村塁研究員、サファリ・ミラ・シャハラム研究員、津本忠治チームリーダーらの研究チームによる成果です。

http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140723_1/

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