超伝導回路を用いてパラメトロンを実現 [理化学研究所]

理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、超伝導回路を用いたパラメトロン[1]を作製し、量子ビット[2]の読み出しに応用したところ90%を超える精度での単一試行読み出しに成功しました。量子計算機の実現に必須な技術である量子エラー訂正に必要な、「単一試行による高精度読み出し[3]」 に応用可能な成果です。これは、理研創発物性科学研究センター(十倉好紀センター長)巨視的量子コヒーレンス研究チームの蔡 兆申(ツァイ・ヅァオシェン)チームリーダーらの研究チームと、日本電気株式会社、東京大学、東京医科歯科大学、米国マサチューセッツ工科大学との共同研 究グループの成果です。

http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140725_1/

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