独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、リンパ濾胞内に存在するT細胞(TFH細胞)が、インターロイキン-4(IL-4)遺伝子上に存在する非転写制御領域CNS-2(conserved noncording sequence-2)によって、IL-4の産生を制御していることを明らかにし、抗体産生に関わるT細胞の新たな機能を発見しました。これは、理研免疫・アレルギー科学総合研究センター(谷口克センター長)シグナル・ネットワークオープン研究ラボの久保允人客員主幹研究員(東京理科大学生命科学研究所分子病態学研究部門教授 兼務)、東京理科大学生命科学研究所分子病態学研究部門 原田陽介助教らによる共同研究グループの成果です。