越冬性植物の遺伝子発現とタンパク質発現にタイムラグ [理化学研究所]

理化学研究所(理研、野依良治理事長)と岩手大学は、越冬性植物の遺伝子の中に、越冬の準備期間に遺伝子を発現し、気温の上昇を感知するまで保存して越冬 後にタンパク質発現を行うという、特別なタンパク質発現制御を受ける遺伝子が多数存在することを発見しました。これにより、低温ストレス下での新しい転写後制御[1]が 存在する可能性を示しました。これは、理研環境資源科学研究センター(篠崎一雄センター長)植物ゲノム発現研究チームの関原明チームリーダー、中南健太郎 研究員と、植物プロテオミクス研究ユニットの中神弘史ユニットリーダー、植物免疫研究グループの白須賢グループディレクター、および岩手大学農学部付属寒 冷バイオフロンティア研究センターの上村松生教授による共同研究グループの成果です。

 

http://www.riken.jp/pr/press/2014/20141120_2/

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