ペプチド凝集の物理化学的起源を計算機シミュレーションにより解明 [東京農工大学]

東京農工大学大学院工学研究院・黒田研究室、理化学研究所生命システム研究センター・生命モデリングコア・泰地真弘人副センター長、及び日本大学・末永敦准教授らのグループは、理化学研究所で開発された分子動力学(MD)シミュレーション専用計算機 MDGRAPE-3を用いて、シミュレーションによってペプチドの凝集性(及び溶解性)を再現することに世界で初めて成功しました。この成果は、ペプチドやタンパク質からできているバイオ医薬品の設計において新たな指針を与えると期待されます。さらにタンパク質凝集が原因と考えられているアルツハイマー病や変異原性クロイツフェルト=ヤコブ病など、種々の神経変性疾患の仕組みの解明につながることが期待されます。
http://www.tuat.ac.jp/disclosure/pressrelease/20150409130023/20160122111856/index.html

error: Content is protected !!
上部へスクロール