NEC、ネットワーク機器の大幅な省電力化を実現するCPU制御技術を開発 [NEC]

日本電気株式会社

NECは、ネットワークの負荷状況に応じて、ネットワーク機器に搭載した多数のコアを持つCPUの稼働状況を動的に制御し、省電力化を実現する技術を開発しました。

昨今、インターネット上のデータトラフィック量の増加にともない、ネットワーク機器の消費電力が増加しています。今後も同様のペースで増加すると2020年には、ネットワーク機器の消費電力が一般家庭の約2,000万世帯分に達すると予想されており、さらなる省電力化が求められています。

このたび開発した技術は、ネットワーク機器に搭載した多数のコアを持つCPU(メニーコアプロセッサ、について、従来は考慮していなかったネットワークの負荷状況にあわせて、各コアの稼働を最適に制御するものです。これによりCPUの消費電力を、何も制御しない場合と比較して一日あたり約25%削減します。

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