1兆分の1秒の間の電場印加で絶縁体を金属に高速スイッチング [科学技術振興機構]

近年、固体にパルス光を照射したときその電子構造や物性が高速に変化する現象(光誘起相転移注1))の研究が盛んに行われている。特に、強相関電子系注2)と呼ばれる物質群に属する遷移金属化合物や有機分子性結晶の中には、わずかな強度の光を照射することで光誘起相転移がピコ秒(1ピコ秒=1兆分の1秒)以下の時間スケールで高速に起こるものが数多く存在する。そのため、強相関電子系の光誘起相転移現象は、超高速光スイッチをはじめとする新しい光デバイスへの応用が期待されている。

http://www.jst.go.jp/pr/announce/20170822/index.html

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