次世代暗号の解読で世界記録を達成 [NICT]

独立行政法人情報通信研究機構(以下NICT)、国立大学法人九州大学(以下九州大学)、株式会社富士通研究所は共同で、次世代の暗号として標準化が進められているペアリング暗号について、278桁長の暗号解読に成功し、世界記録を達成しました。従来、この桁長の暗号は解読に数十万年かかることから解読不可能とされ、開発段階で利用・普及への取組が数々見られましたが、今般、新しい攻撃法の適用により148.2日間で解読できる脆弱な暗号であることが実証されました。本成果は、わが国の電子政府や国際標準化機関等において、安全な暗号技術を利用するための根拠として活用され、次世代の暗号の標準化に役立てられます。

http://www.nict.go.jp/press/2012/06/18-2.html

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