玄米の代謝成分量を決める遺伝型を網羅的に解析 [理化学研究所]

独立行政法人理化学研究所

独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、玄米に含まれる代謝成分をメタボローム分析※1で網羅的に解析して759個の代謝物を検出し、そのうち新たに131個の代謝物の同定に成功しました。また、代謝成分に影響を与える801個の遺伝子も同定しました。これらの発見は、玄米の表現型と遺伝型の関連性の詳細分析が可能なことを実証し、イネの品種改良に役立つ有用なツールとなります。これは、理研植物科学研究センター(篠崎一雄センター長)メタボローム機能研究グループの斉藤和季グループディレクター、松田史生客員研究員らと農業生物資源研究所との共同研究の成果です。

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