関節リウマチ発症に関わる9つの新規遺伝子領域を発見 [理化学研究所]

独立行政法人理化学研究所

独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、日本人の関節リウマチに関するゲノムワイド関連解析(GWAS: genome-wide association study)の大規模なメタ解析を行い、疾患発症に関わる9つの新たな遺伝子領域を発見しました。また、既に報告されていた36の遺伝子領域についても再評価を行ったところ、新規の9領域と合わせて23の遺伝子領域が日本人の関節リウマチ発症に関与しており、そのうち15の遺伝子領域が欧米人と共通であることが明らかになりました。これは、ゲノム医科学研究センター(久保充明センター長代行)自己免疫疾患研究チームの高地雄太上級研究員、山本一彦チームリーダーと、東京大学、京都大学、東京女子医科大学を中心に構成されたGARNETコンソーシアム、およびハーバード大学を中心とする欧米研究グループとの国際共同研究チームの成果です。

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